1988年に「大丸有地区再開発計画推進協議会」が結成されたことを皮切りに、長期的なまちづくりの方針を立てるガイドラインのもとハード面の整備が進む大手町・丸の内・有楽町(大丸有)エリア。そうした中、ソフト面でのまちづくりを進める役割として、2002年に「リガーレ(大丸有エリアマネジメント協会)」は誕生しました。大丸有エリアは日本を代表するビジネス街でありながら、商業施設や魅力的な店舗が増え、ビジネスパーソンから観光客まで多くの方多様な人材が集まる場所と変化してきました。リガーレはこうした街の更なる変化を活かし訪れたいと思ってもらえる場所となるよう、地域資源を活かした賑わいの創出や、エリアに親しみを持てるような街づくりを日々推進しています。今後はテクノロジーやデータを活用した都市のアップデートの取組にもチャレンジしていきます。
大丸有エリアの再開発が動き始めてから30年。これまで日本の経済発展を牽引するエリアとしてその価値を築いてきました。しかし、ハード・ソフト両面でのまちづくりが成熟していくことを見据え、これからはさらに一歩踏み出し、他の団体と連携しながらより東京を魅力的なものにしていく必要があると考えております。例えば、銀座や日本橋、新橋、神田などは近隣でありながら全く色彩の違う文化を持っています。異なる文化を持つエリア同士連携することで、個別の取り組みでは実現し得なかった面白い東京を創造できるのではないでしょうか。そして、「全国エリアマネジメントネットワーク」の事務局を務める存在として、日本各地のエリアマネジメント団体とも連携をより強化することで、日本全体の魅力向上を目指し、世界へと発信できればと考えております。
こうした連携強化に応じて、エリア内での取り組みも改めて考えるべき段階にあります。世界的に、都市のエリアマネジメントは、ダイナミックな変化の中にある今。これまでの概念を覆す新しいものが期待され、実際そうなりつつあります。この大丸有エリアでも、世界に先んじた一歩を進めていくために、新たな発想と創造力を取り入れていくことが必要です。その一歩として、これまではリガーレが牽引する形でソフトなまちづくりを進めてきましたが、大丸有エリアで働く方々が自分たちの街をどうしていくべきか考え、行動できる場を提供できればと考えております。そのためにリガーレとして、どのようにエリアの可能性を広げ、人々をつなぐ仕組みをつくっていくべきか、次のステージに向けて取り組んでまいります。
大丸有エリアは今、30年前とは全く違う世界がひらけています。日々行き交う方も、久しぶりに訪れる方も、初めて訪れる方も、東京の都心ってこんなに美しかったのだと感じていただけると思います。ぜひ一度足を運んでいただき、新しい東京を見て、感じていただけることを約束します。
理事長 岸井隆幸
正会員 12名
賛助会員 29名
2025年5月現在