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丸の内のまんなかで、体も心もリセットする15分。働くまちのラジオ体操

実施日:2025年5月27日、29日、6月5日、12日、17日 ※6月3日、6月10日は雨天中止

丸の内仲通りの初夏の風物詩、「丸の内ラジオ体操春」を今年も開催しました。大丸有エリアマネジメント協会(リガーレ大丸有)が主催する本イベントは、2025年5月27日から6月17日までの毎週火・木曜日、全7回*の日程で開催。会場は丸の内二丁目ビル前で、ランチタイムの12時35分から15分間、多くのオフィスワーカーが通りに集い、共に身体を動かしました。

*6月3日、6月10日は雨天中止

取材日は朝から快晴。気持ちの良い新緑が溢れる丸の内仲通りには、周辺で勤務するワーカーたちが続々と集まってきます。

前半はティップネス丸の内スタイルのインストラクターによるウォーミングアップ企画もあり、参加者は軽快な音楽とともに気持ちよく身体を動かします。

全国ラジオ体操連盟の一級指導士による丁寧な解説つきで、初心者でも安心して参加できます。

「みんなでやるのがすごく気持ちいいんです。普段のウォーキングとは全然違う爽快感」。そう語るのは、丸の内勤務1年目の秘書の方。六本木から丸の内に転職し、「イベントも多く、緑も多いこの街は働きやすい」と話します。会社の方に勧められて通うようになり、「午後の仕事も前向きに取り組めるようになりました」と笑顔を見せました。

一方、明治安田の舟木さん(写真左)は丸の内勤務歴は12年ですが、今回が初参加。職場から数名で足を運び、「普段使わない筋肉を動かして、体のバランスが整った気がする」とその効果を実感。「社内でも健康促進の観点から参加を推奨していて、オフィスから近いので気軽に参加できるのがいいですね」と話しました。

さらに今年は、丸の内エリアで同時期に開催されていた世界理学療法連盟学会の参加者やインバウンド観光客等に向けて、丸の内ラジオ体操×世界理学療法連盟学会の特別なラジオ体操も実現しました。英語音声による進行や多言語での案内により、学会参加者を中心に海外からの参加者が自然と輪に加わる姿が見られました。主催者である大丸有エリアマネジメント協会の髙山円香は、「ラジオ体操という日本ならではの文化や、丸の内ならではのコンテンツである“丸の内ラジオ体操”を気軽に体験できる機会として、国際交流や丸の内のPRの場にもなった」と話します。

「世界理学療法連盟学会とのラジオ体操を経て、国境を越えて一緒に体を動かすことで、健康はもちろん、地域や文化への理解が深まる機会になることを実感しました。そんな場を今後もつくっていきたいです」と、さらなる展望を語ります。

そして、もう一つの人気企画がスタンプラリー。全7回中5回以上参加すると、マカロンやソフトクリーム、ドリンクチケットなどの特別賞がもらえる仕組みで、今年も皆勤賞を狙う常連が続出。楽しみながら健康習慣を続けられると大好評です。

15分間の体操を終え、すっきりとした表情でそれぞれオフィスに帰っていく姿が印象的でした。

丸の内の日常のなかに自然と溶け込むラジオ体操。次回は秋に開催予定です。あなたもこの輪の中に加わってみてはいかがでしょうか。

第18回丸の内ラジオ体操
・日 程:2025年5月27日(火)/29日(木)/6月3日(火)/5日(木)/10日(火)/12日(木)/17日(火) 全7回
・時 間:12時35分~12時50分
・場 所:丸の内仲通り 丸の内二丁目ビル前

Photo:Yuka Ikenoya (YUKAI)

活動分野:エリア内の交流促進
プロジェクト:丸の内ラジオ体操