夏の風物詩、「丸の内 納涼まつり」。
大人から子どもまで、浴衣姿で打ち水を体験

2023年7月28日(金)と29日(土)の2日間、行幸通りにて「丸の内 納涼まつり」が開催されました。


「江戸の夏の景色」をコンセプトに、風鈴1,020個が東京駅丸の内駅舎をバックに行幸通りに現れました。浴衣を着た来訪者や観光客などが行幸通りを訪れ、風鈴の奏でる涼しげな音色を楽しみました。会期中には丸の内の夏の風物詩である「丸の内 de 打ち水」も開催され、浴衣に身を包んだ訪問客らが日本古来の文化である打ち水を体験しました。

初日に行われた「丸の内 de 打ち水」のオープニングセレモニーには、小池百合子東京都知事をはじめ、山田美樹環境省副大臣(開催当時)、樋口高顕千代田区長、吉田淳一まちづくり協議会会長、三菱地所株式会社の中島篤執行役社長、東京駅の高島剛副駅長が登壇しました。

今年で18回目となった丸の内エリアの打ち水。打ち水で使用する水は、大丸有地区内のビルから排出された中水を利用し、参加者が環境保全を意識する機会を提供しています。

登壇者挨拶では、山田環境省副大臣(開催当時)が熱中症の発症リスクなどについて注意喚起を行い、今年6度目の参加となった小池都知事はHTT <電力をHへらす・Tつくる・Tためる>の取り組みについての推進を求めました。

その後一般客も参加し、打ち水セレモニーが行われ、セレモニー実施前は39.7度だった気温が1度下がり、打ち水の効果が感じられました。体感では2度ほど気温が下がるとも言われています。

行幸通りには、人気かき氷店のキッチンカーも登場。鎌倉の「たい焼き なみへい」や浦安の「ベアーズキッチン」などの店舗が行幸通りに特別出店し、酷暑を癒す冷たいかき氷を求める訪問客で行列ができました。


 

 

 

 

 

 

 

Photo:Ukyo Koreeda

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