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丸の内仲通りが春の色彩あふれる庭園に!アートと緑が調和する「Marunouchi Street Park 2025 Spring」開催レポート

実施日:2025年4月16日(水)~5月11日(日)

都心にまるで公園のような心地よい空間を生み出し、公共空間をより自由で過ごしやすい場として活用する試み「Marunouchi Street Park」。今年も春の丸の内仲通りを舞台に新たなにぎわいを生み出しました。

昨年に引き続き、ヴァン クリーフ&アーペルとフランス人アーティスト、アレクサンドル・ベンジャミン・ナヴェ氏とのコラボレーションが実現。「Spring is Blooming in Marunouchi with Alexandre Benjamin Navet」をテーマに、ナヴェ氏の色彩豊かな世界観のもと、自然の生命力を宿した“架空の庭園”が通りを彩りました。

通りにはブランコやベンチ、花で飾られた橋や噴水が現れ、鳥や植物といった自然界に生きる生き物たち「ファウナ&フローラ」が主人公となる幻想的な空間に。点在する什器や装飾の一部は夜になるとライトアップされ、昼と夜で異なる表情を見せました。

今回、テーブルと椅子の設置数を増やしたこともあり、ランチや仕事をする姿も多く見られ、日常に寄り添うストリートとしての姿がより明確に。

通りには、春らしいベージュのユニフォームに身を包んだスタッフの姿が。来場者への案内体制も強化されました。

TSUTAYAと連携した本の設置や絵本の読み聞かせ、風車づくりやお花のお面づくりなどのワークショップも実施。街なかに生まれた“小さな図書館”は、来街者同士の会話が生まれるあたたかな空間となりました。

また、スマートフォンを鳥のモチーフにかざしてスタンプを集める「デジタルスタンプラリー」や、アンケート回答でお花を一輪プレゼントするワゴンなど、通りを巡る楽しさを育む企画も展開されました。

「Marunouchi Street Park」としては13回目の開催となった今回。花咲くストリートには、人々が自然に集い、語らい、過ごす風景が広がっていました。春の光と色彩に包まれたこの“庭園のような道”は、丸の内仲通りの新たな可能性を感じさせてくれました。

Photo:Tada (YUKAI)

活動分野:公的空間を活用した賑わいづくり
プロジェクト:Marunouchi Street Park